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7月10日(月)、松居直コレクションプロジェクトのメンバーと絵本館スタッフで合同の研修旅行がありました。

富山市にある高志の国文学館で開催されている「絵本作家 降矢なな原画展」の鑑賞です。


『めっきらもっきら どおん どん』(長谷川摂子 作・ふりやなな 絵・福音館書店 出版) でよく知られている降矢ななさんの世界を4つのテーマにに分けてそれぞれに原画が展示されています。当日は学芸員の方に丁寧に説明をしていただいたおかげで、その変遷がよくわかりました。美しい原画の数々に思わず目を奪われてしまい、時間はあっという間に過ぎてしまいました。もう少し時間が欲しかったくらいです。





その後は移動して「富山駅南・こども図書館」の見学

駅のそばにこんな施設があるととても便利です。




最後は富山岩瀬に移動して、短時間の岩瀬地区の散策、それから富岩水上ラインクルーズでしばしの乗船を楽しみました。

富山までは小松から1時間と少し。雨模様の天気予報でしたが何とかお天気も持ち、楽しく意義のある研修旅行でした。次回はどこに行きましょうか。


6月の第3土曜日の「ことばをたべよう会」では昔話がとりあげられました。


メンバーのひとりに七尾弁で昔話を読んでもらい、それから「昔話」について考えてみました。

昔話は昔からある空想的な物語で、文字ではなく声で語られ伝えられてきたお話ですね。

色々な地域で語られてきていますが、意外と似たようなお話があることに気づきました。

空とこども絵本館では小松の民話絵本として5冊発行されていますが、最初の一冊、

『ちょうちんぶちのかっぱ、たらいぶちのかっぱ』のお話は河童が出てくるお話ですが、熊本県にも似たようなお話があると松居氏が話されていたそうです。

七尾弁から地域の方言の話、また同じ小松でも全く知らなかった風習があることを知り皆で驚きました。


次回、7月15日(土)はメンバーに絵本を読んでもらうことになりました。誰かに絵本を読んでもらい聞く機会は大人になると中々ありません。どんなお話なのかとても楽しみです。





5月20日(土)に松居直コレクションプロジェクトのメンバーで勉強会を行い和やかな時間を過ごしました。勉強会といっても皆で絵本を通しての気づきや感じたことを語り合う会で、

今年の活動のテーマの「言葉を食べよう」にちなみ会の名称も「ことばを食べよう会」とすることにしました。


3月21日に1回目が開催されましたが、前回に引き続き『絵本の中へ帰る 完全版』高野志保 著(夏葉社)から1編を取り上げました。

今回は『きつねにょうぼう』長谷川摂子 再話 片山健 絵(福音館書店) についてで、まずは取り上げてくれたメンバーに絵本を読んでもらい、そのあと参加したそれぞれが自由に語る機会を持ちました。

このお話は旧山古志村に伝わる昔話からできていて、絵本に出てくる言葉には方言が使われています。言葉ひとつひとつに味わいがあり物語に深みを与えています。ページをめくるとパッと目に飛び込むページいっぱいに描かれた美しい絵。こんな機会がなければ気づくことができませんでした。きつねのしっぽからたぬき、カモシカの話まで話題はどんどん進みます。とても楽しいひと時でした。

次回は6月17日(土)13:30~。

メンバーのひとりに七尾地方の昔話を聞かせていただきます。七尾弁で語ってくださるそうでとても楽しみ!ご興味のある方はぜひHPからでもお問い合わせください。



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