「読み手」 のことは忘れない2021年9月2日絵本を読んでもらった時に、聞き手はその物語に非常に心を動かされてる。動かされますと、それを読んでくれた人のことを忘れない。お母さんが圧倒的に多いですね。なぜかというと、その人の声で、言葉で聞いたからです。絵本を読み手の声で、読み手の言葉として受け止めて、そしてその世界に入って行って楽しい思いをしたんですね。「松居直コレクションプロジェクト会報」より
大人の聞く力が子どもの心を育てる2021年7月30日更新日:2021年7月31日大切なのは、毎日の生活の中で子どもたちがどんな言葉を聞いて育っていくかってことです。子どもの言葉の中に子どもの気持ちがあるんですから、それをちゃんと聞く力が大人の方になければ、子どもの心も育ちません。言い放しになってしまいます。大人がちゃんと聞いて子どもの気持ちを感じ取る。そこで、人間関係ってものができるわけですから。「松居直コレクションプロジェクト会報」より
好きな本を繰り返し読んでやる2021年7月28日更新日:2021年7月29日お子さんが好きな本で繰り返し読んでくれって本は、徹底的に読んでやってほしいです。特に、2歳、3歳、4歳の時に一番大切です。その頃、子どもが字が読めるようになる前が勝負ですから、その時に「読書力」の基礎ができるんです。そうしますと、全部自分の中に取り込んでしまいます。「言葉を食べる」んですよ。やがて、それが口から出るんです。どの子どもも持ってる力です。「松居直コレクションプロジェクト会報」より