日本語の調べや響きを伝える2022年2月25日大人は、だいだい子どもに言葉を教えようとします。特に、意味を教えようとします。そうじゃなくって、言葉の一番本質的な「調べ」だとか「響き」だとか、そういったところが伝わらないと気持ちが伝わらない。生き生きとして来ないんですね。ですから、絵本は子どもに読んでやるもんです。絵本を選ぶ時に一番考えないといけないのは、絵本のテキストの日本語です。「松居直コレクションプロジェクト会報」より
文字には書いていないことが絵にあふれている2022年2月24日絵本の中には、文字になってしまっている「言葉の世界」と「絵の言葉の世界」と2つの世界がある。それをしっかりと受け止めていかないと、子どもの「絵本体験」はできないんです。耳から入ってくる言葉と、目で見る言葉とが重なってる。全く一致してる部分もありますけど、言葉で書いてないことが、絵になっていっぱい描かれています。「松居直コレクションプロジェクト会報」より
自分の声で語りかける2022年2月22日子どもたちに「本を読んでやる」と考えないで、「自分の声で言葉を語りかけていく」と同時に、「絵を読ませるように本を開けていく」ことをやっておりますと、子どもは、言葉の面白さとか言葉の力とかを理屈を超えて体験できる。やがて大きくなって、今度は言葉や文字で表現し、子どもの持ってる言葉の生活に反映されてきます。言葉が特別なものじゃなくて、日常的な感覚で言葉の出し入れをします。「松居直コレクションプロジェクト会報」より