top of page

更新日:2021年10月7日



手を使うってことは、

人間にとってものすごく大切なこと。

そこが

絵本とアニメーションの違うところです。

アニメーションは手を使わない。

ずーっと流れていくんです。


ところが、

絵本は手を使って見るから、

ゆっくり見ることもできるし、

早くめくることもできるし、

立ち止まることもできるし、

元へ戻って見ることもできる。

これは、

アニメーションと本の文化の

徹底的に違うしるしです。


更新日:2021年10月7日



子どもが驚くと、

気持ちを動かしたら、

もう絵本はしめたもんです。

子どもが

気持ちを動かさない絵本は、

子どもの中に残らないんです。


子どもの気持を動かさないと、

物語の内容でも

本の内容でも伝わらない。

気持ちが動いて

好奇心が出てきて、

そして

「へぇー、そんなことがあるの」

なんて気持ちが動きますと、

子どもの中に

ずーっと伝わって行くんです。


更新日:2021年10月7日



幼稚園を通して

絵本を普及するなんてことをやっているところは、

日本しかありません。

月刊の絵本が出ている国も、ほんとに少ないです。

私が

『こどものとも』を出しました時に、

私の知ってる範囲では、

チェコスロバキアとイランだったんです。


日本で定着させるってことは、

日本人の文化、

あるいは子どもに対する考え方が

非常に優れているってことがいえると思います。




小松市立空とこども絵本館

<活動拠点> 小松市立空とこども絵本館ホール  夢の本棚

〒923-0918 石川県小松市京町19-5  TEL 0761-23-0033

絵本
bottom of page