目に見えない世界に入り込んでいくのが読書2021年7月27日更新日:2021年7月28日言葉は目に見えません。しかし、その目に見えない言葉をしっかり受け止めていくと、その目に見えないものから感じたり考えたり、また思い描いたり、はっきり見えるようになってくるんですね。言葉ってのは、目に見えないんだけれども、目に見える世界を見事に表現する力を持っているんです。その見えない言葉の世界にどれだけ深く入り込んでいくかっていうのが「読書」なんです。「松居直コレクションプロジェクト会報」より
絵本は年齢を問わない2021年7月26日更新日:2021年7月28日柳田邦男さんが「人生で3回、絵本を読むのがいい」とおっしゃっています。 一、子どもの時に読んでもらう 二、大人になって自分の子どもに読んでやる (自分の子どもでなくてもいいのですが) 三、高齢者になってからもう一度絵本を読む絵本てのは、年齢を問わないんです。「松居直コレクションプロジェクト会報」より
絵本の原画を保存してほしい2021年7月25日更新日:2021年7月26日河合隼雄先生が文化長官に就任の折、「国で絵本美術館を作り、絵本の原画をちゃんと保存してほしい」と申し上げました。絵本の原画が残っておりますと、百年経っても二百年経っても、その原画から新しい印刷法でいい絵本を作ることができるんですね。(『ピーターラビット』のように)百年間、絵本が読み継がれていることは大変なことです。絵本も伝承するんだなって思いました。「松居直コレクションプロジェクト会報」より