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「うんとこしょどっこいしょ」

子どもは、意味は分かりませんけど、

2回目ぐらいになりますと、

この掛け声に非常に興味を持つんです。

3回目ぐらいになりますと、

自分でも「うんとこしょどっこいしょ」って言うんです。

それが終いになると、

幼稚園や保育園の場合は、

クラス中で「うんとこしょどっこいしょ」って言うんです。


これは、言葉が

真実を子どもに伝えてることを意味してるんです。

事実ではないけども、

本当に空想の物語の中に

超真実が語られているってことを

子どもはちゃんと見分け、

物語の世界に入って行くんです。









読書は、

文字を読むだけではだめです。

字を読んで、言葉を読んで、文章を読む。

そこまでは、識字力でできます。

しかし、それは読書ではありません。

その先が読書です。


言葉が表現している世界に

どれだけ深く入り込んでるか。

言葉を表現した人の世界がどういう世界か。

どういう気持ちでその物語を書いたのか。

その人の想いが感じられなければならない。


読書力が落ちることは、

生きる力が乏しくなってる。

自分中心の、みんなが孤立したような

世界や社会になってしまうんじゃないだろうか。




小松市立空とこども絵本館

<活動拠点> 小松市立空とこども絵本館ホール  夢の本棚

〒923-0918 石川県小松市京町19-5  TEL 0761-23-0033

絵本
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