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皆さんが

絵本を子どもに

読んでおあげになる時に、

もし

どういう本を選ぼうかと

お思いになるんでしたら、

現在店頭に出ている

新しい本よりも、

ずーっと読み継がれている本から

選ばれるといいと思います。





私の編集方針の一つに

「日本の絵で物語を語る文化を

次の世代に伝えたい」というのがあります。

そのために、

絵巻物の手法を徹底的に学んで、

絵本の表現に活かすよう心掛けてきました。


12世紀、13世紀から

「絵巻物で語る」という文化と芸術を

日本は確立しています。

世界的にほんとに珍しい。





子どもの絵本は

ストーリーが分かれば

意味が分かれば

いいってもんじゃありません。


子どもの中で

もちろん

その意味が分かって

ストーリーも分かって

それが

目に見えるように

子どものイメージが

働かなければだめなんです。

子どもの本を読むようにしていただきたい。


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