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人間てのは、

一日も言葉なしには生きていけません。

朝から晩まで言葉です。

言葉に育てられて生きてるんですよ。

私たちの「命」は言葉にあるんです。


ですから、

もっともっと、

その豊かな言葉を

子どもにちゃんと伝えていく。

また、手渡していくことを

考えなければいけない。








ビアトリクス・ポターは、

人間の本質、人間性みたいなものを

豊かに感じることができる人で、

それを子どもに伝えようとして

書いてるわけですから、

目にみえるように生き生きと書いてる。


写実的でしっかりとした挿絵で、

子どもに本当のものを見せる。

物語がとっても難しいけれども、

それをちゃんと支えて

見えるようにしてくれる挿絵が

見事に組み合わされてる。


物語と絵と両方で、

読者は自分の中に

生き生きとした世界を作ることができる。

さらに、人間の感性を

しっかりとらえた物語展開がされている。




小松市立空とこども絵本館

<活動拠点> 小松市立空とこども絵本館ホール  夢の本棚

〒923-0918 石川県小松市京町19-5  TEL 0761-23-0033

絵本
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