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精神的・文化的に豊かな時代に




20世紀が終わった時に私が感じましたのが、

20世紀は

「物とお金の時代」だったということでした。

21世紀は

「精神的に豊かな時代」「文化的に豊かな時代」を

作って行かなくてはいけないと思います。

物とお金には命がない。

命が大切にされてない。

命は目に見えません。


言葉を豊かに持っていると、

目に見えないものが見えるようになって来るんです。

目に見えないものでも、

私たちの言葉の豊かさによって

感じたり、思い描いたりすることができる。

そういったことをもう一度考えて、

子どもの本を読むようにしていただきたい。

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