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企画展が終了しました

  • 執筆者の写真: ビップ
    ビップ
  • 10月3日
  • 読了時間: 2分
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9月27日から始まった令和7年度の企画展は10月3日で終了いたしました。

ご来場くださった皆様ありがとうございました。

今回は今年3月に惜しまれつつ休刊となった「母の友」をピックアップしました。

展示内容を少し振り返ってみたいと思います。



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昭和28年に創刊し72年間親しまれた「母の友」。

まずはそのあゆみをわかりやすく年表にして展示し、人気のあった企画「一日一話」の特集号や、松居氏の絵本講座掲載号など手に取っていただける小さなお部屋からごらんいただきました。

また、最終号に掲載された物語「森の本屋」は、作家の小風さちさん、西平あかねさんに特別に許可をいただき拡大版として展示し来場された皆さんに読んでいただけるようにしました。



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階段を上った2階のはじめの洋室には「母の友」から生まれた絵本を展示しました。

中川李枝子さんやさとうわきこさんのお話などたくさんの絵本が誕生していたのですね。




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松居氏から寄贈されたものの中には、松居氏が「生きる」ということを深く考えるきっかけとなった書籍「大トルストイ全集」があります。

この部屋はその全集のほかにもとくに松居氏に深くかかわったものを常時展示してありますが、今回の企画展では「母の友」に掲載された松居氏の言葉を中心に展示しました。

こどものための本を作り続けた松居氏ですがお年寄りが読む絵本としても考えておられたことがわかります。




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最後のお部屋には「母の友」に掲載された石川県関連の記事の展示がありました。

小松の記事も掲載されていたんですね。



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「母の友」にはなんと付録もついていました。

豆本や着せ替え人形、塗り絵に福笑いなど本当に手が込んでいてびっくりします。

当時、親子で楽しんでいた様子が目に浮かぶようです。




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会期中はずっと松居ご夫妻が見守ってくださっていました。

松居氏がまだ金沢の福音館書店で働いていたころリヤカーを引いて本を運んでいたというお話は本当でした(母の友ではありませんが)。

貴重な彫像は現在の福音館書店さんから寄贈していただきました。

福音館書店さん、ありがとうございました。

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小松市立空とこども絵本館

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