top of page
AdobeStock_532991317.jpeg

2026年度は「一歩ふみだす」

2021年度から2025年までの5年間の活動のテーマは一区切りつきました。

今年のテーマは「一歩ふみだす」です。

今年は松居直氏の生誕100年の年に当たります。

生前の松居氏から私たちはたくさんの大切な言葉をお預かりしました。

言葉を託された私たちは未来の人たちに向けてのメッセージとして伝えていかなくてはなりません。そのためには思い切って一歩踏み出し行動すること。

旅人が大海に小舟を漕ぎだすように。

これまでの活動の5つのテーマ

□センス・オブ・ワンダー (2021年)
ことばと生きる (2022年)
□ことばを食べよう (2023年
□音読のすすめ 
(2024年) 
絵を読もう (2025年)

今年度のテーマ「一歩ふみだす」に寄せて

「ああ、幸せだ」と思う瞬間、こんなのは続かないと身構える自分がいる。 あの日もそうだ。お節を食べ、初詣に行った帰り、突然道行く人の携帯から 一斉に鳴り響く警報音。「何、何?」という間もなく、地面は激しく揺れ、皆しゃがみ込んだ。令和6年1月1日の能登半島地震。防災リュックをかついで近くの小学校へ。小さな子を乳母車に乗せたお母さん。帰省していた孫に手を引かれたおばあちゃん。いろいろな人が不安そうに運動場に集まっていた。
幸い自宅の被害は少なく、ライフラインは無事。一方、実家のある七尾市では水道が使えず、母が我が家で避難生活を送る事になった。
七尾では、他県の市町の名前の入った作業服を着た復旧工事の方をたくさん見かけた。
避難している母を気づかい、イベントに誘ってくれたり、物資をお届けいただくなど小松での新しい絆が生まれた。
災害は、悲しみや苦しみの一方で、新しいつながりも生まれるのだなあと実感した。
(おかげさまで母は七尾で元気にすごしています。)
日々、不穏なニュースが伝えられ、不安があおられる。歳をとると経験がある分、疑い深くなり、つい最悪な予想をしてしまう。一方で、いつまでも苦しい事は続かないとも知っている。偉そうに人生訓を語るのではなく、様々な人生の場面で、心を保てるように。閉ざされた人の心に寄り添えるように。ささやかだけれど「絵本」を贈りたいと思う。
その一冊が、あなたがいつか、新しい「一歩をふみだす」お手伝いになればと願って・・・。

                      空とこども絵本館 二木裕子

投稿のお願い

今年は「一歩ふみだす」をテーマとして、月に1回、小松市空とこども絵本館のスタッフと

メンバーそれぞれが絵本をご紹介していきます。

​みなさんにとっての一歩踏み出す絵本は何でしょうか。その絵本を選んだ理由も添えて

ぜひとも投稿をお願いいたします。

2026.9.jpg

『よあけ』

​ユリー・シュルヴィッツ 作・画  瀬田貞二 訳  福音館書店

夜中に目が覚めると、それからなかなか寝付けないことがあります。

眠れない時間は不安な気持ちを抱えてあれこれと余計なことを考えてしまうものです。

時計を見る回数が増えて、頭のモヤモヤがピークに達したころには、空は白んでいるではありませんか。

すると、不安だった気持ちは朝を迎える喜びに変わっていくのが不思議です。

眠れなかったのに。

『よあけ』という絵本があります。

山に囲まれた湖畔でおじいさんと孫が夜を過ごすのですが、移ろう湖畔の景色と詩のように流れる言葉に静謐なひと時を感じます。

眠っていた湖畔が次第に少しずつ動き始め、鳥の鳴く声が聞こえると、おじいさんと孫は目を覚まし、身支度を整えます。

そして舟を押し出し、湖にこぎだした二人が目にしたものは・・・

大きな自然の懐に包まれ、小さな人間の営みは、ずっと続くのです。

                                                                          (松コレメンバー K)

あなたの「一歩ふみだす」

投稿ありがとうございます。随時、公開させていただきます。

小松市立空とこども絵本館

<活動拠点> 小松市立空とこども絵本館ホール  夢の本棚

〒923-0918 石川県小松市京町19-5  TEL 0761-23-0033

絵本
bottom of page