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活動テーマ「絵を読もう」にお寄せいただいた投稿

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『まよなかのゆうえんち』

 

 ギデオン・ステラ―/作 マリアキアラ・ディ・ジョルジョ/絵 BL出版

 

動物たちのすむ森に移動遊園地がやってきました。楽しそうに遊ぶ人間たちを森の中から誰かが見ています。夜になりしずまりかえった遊園地。そこへ向かういくつもの影。

アライグマが電源のスイッチを入れました!

「まよなかのゆうえんち」のはじまりです。

店員もお客さんもみな動物です。

 

私は表紙の夜を表した深い青色とメリーゴーランドの煌びやかな絵に惹かれ、手に取ったお気に入りの絵本です。

この絵本には文字がありません。

しかし、ページをめくっていくと動物たちの会話が聞こえてきそうでわくわくしました。

「人間も動物たちもいっしょなんだ~。」と勝手に思いながら。

読み続けていくと思いもよらなかったちいさな感動がみえてきて嬉しくなりました。

みなさんにはどんな会話や物語がみえてくるのでしょうか?

繰り返しなんども見たくなる絵本です。

​                       (空とこども絵本館 スタッフ K)

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『ないしょのおともだち』

​ビバリー・ドノフリオ/文 バーバラ・マクリントック/絵 福本友美子/訳 ほるぷ出版

 

大きな家に住むマリーと、その家の隅の小さな家に暮らすネズミの女の子。ある晩、ふたりは偶然お互いの存在を知り、家族には秘密の「ないしょのおともだち」になります。

家族との団らん、学校での出来事、家の中のインテリアまで、1人と1ぴきの素敵な暮らしが、細部にわたって丁寧に描かれています。

そして、お互いが大人になり家を出たあとも、その関係は静かに、あたたかく続いていきます。何度もページをめくりたくなる、発見がいっぱいの絵本です。

​                       (空とこども絵本館 スタッフ Y)

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『りんごがひとつ』

 ふくだ すぐる/作・絵 岩崎書店

 「りんごがひとつおちていた。みんなおなかをすかしているよ。」から始まる、優しい
色合いの楽しい絵本です。
おさるがりんご1個を大事に抱え必死に逃げていくと、その先は急な崖で行き止まり。
たくさんの動物に取り囲まれて絶体絶命のおさるが取った思いがけない行動はなんと、崖から落ちる「ふり」でした!
さらにその後、追ってきた動物たちが「しかたないねェ。」と帰っていった「ふり」をする
まさかの展開に、ページを1枚めくるたびに驚くやらあきれるやら。
文を読まなくても、絵を見ているだけで、まるで自分もその場に一緒にいるような楽しさを味わえるおすすめの一冊です。

                         (空とこども絵本館スタッフ I)
 

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『おふろやさん』

  西村繁男/作 福音館書店

初版は1977年。表紙は、今では懐かしく感じられる町の風景です。
あっちゃんは家族でおふろやさんへ。おふろやさんには子どもから大人までいろんな人がいて、とてもにぎわっています。
 銭湯絵の定番の富士山と松、湯船でふざけておじいさんに叱られる子どもたち、お風呂あがりに牛乳を飲むあっちゃん・・・。じーっと目を凝らしてすみずみまで絵を楽しんでください。
たくさんの発見がありますよ。
                                                                       (空とこども絵本館スタッフ S)

 

小松市立空とこども絵本館

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