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絵描きさんが物語を絵でどう表現するか





物語をどれほど絵描きさんが

読めるかということが、大きな課題です。

翻訳者が物語をよく読めなければ

翻訳ができないのと同じように、

絵描きさんも

物語をほんとに読み取り、

物語を自分のものにして、

自分の中で繰り返し繰り返し

いろいろ想像して画面構成をしていく。


登場人物や背景をどうするとか、

場面の連続性と変化をどうつけるか。

それが絵でちゃんと表現されてる絵本は、

大概子どもたちが、

何年も何十年も

読み続けていく本になるんです。



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