日本語の調べを活かした言葉に翻訳




デイック・ブルーナーの本の

『うさこちゃん』。

「うさこちゃん」て訳されたのは石井先生です。

オランダ語と英語の違いをちゃんと見分けて、

オランダ語で「ネインチェ」という言葉を

「うさこちゃん」という「日本語の調べ」を

活かした言葉に訳されたんです。

あれは耳で聞いてるからできたんです。

言葉は、本来「耳で聞く」ものなんです。


日本語の特色は何かと申しますと、

『万葉集』の時代から

ずーっとある「調べ」という特色なんです。

石井桃子先生も、

調べは敏感に持ってらっしゃいます。



「松居直コレクションプロジェクト会報」より