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令和6年奥能登地震、1か月が過ぎて

元日の能登を襲った震度7の地震は、日本中を震撼させました。大きな揺れのあとに続いた津波、火事、土砂崩れ。何を見ても、どこを向いても信じられないような光景ばかりで、胸がふさがれたような息苦しさを覚えたまま、現在に至っています。

地震から数日後、ようやく電話がつながった志賀町在住の女性は、「おかげさまで、家族はみんな無事でした」と、明るい声を聞かせてくれました。揺れはひどかったけれど、いちおう家は壊れずにすんだ、水は出ないけど、給水車が来てくれている、消防署勤務の夫はもっと大変な地域へ出かけている・・・。以前と変わらない優しい口調にほっとしながら、それでも言葉の端々に表れている苦労の翳りに、何もできないもどかしさを感じながら耳を傾けていました。

「いちおう」家は建っている。

「水は出ない」けど、生活できないことはない。

「もっと大変な地域」を考えれば、恵まれていると思う。

こうした思いを抱えて暮らしている人が、石川北部の町々には多いことと思います。

絵本は、人と人とをつなぐもの。思いを共有することができるもの。

松居先生からそれを繰り返し教えていただいた私たちは、「思いの共有=共感」を大切にしようと活動を続けています。

 幸い小松に大きな被害はありませんでした。それでも個々の苦労はありますし、被災地からいらした方々にお会いすることもあります。そんな地域に拠点を置くものとして、この大きな災害を共に見聞きし、「共感」することでつながっていきたい。そう思います。私たち1人1人が見聞きしたことを伝え、話し合い、地震後の在り方についても考えていくことができればと願っています。




(1月31日現在 金沢に隣接した内灘町の一部の地域の被災状況)








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